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ケミカルシューズの需要戻らず

日本ケミカルシューズ工業組合によると、令和5(2023)年度(1~12月)に組合員の生産足数は合計714万3000足で前年比1.4%増、生産金額は195億3400万円で同2.9%増との報道がありました。

2019年は1309万8000足、330億6000万円とのことなのでコロナ禍で激しく落ち込んだまま回復していないということになるかと思います。

大手小売の業績は戻ってきている感がありますが、低価格通販会社が赤字だったりと格差が開いてしまった感があります。

資本主義は生来そのような性格を持っていると思いますが、コロナ禍で人と人の間が離れて社会が「間延び」してしまったのかな、などとぼんやりと考えてしまいます。

日銀の金融政策も変換点を迎え、日本経済はいよいよマイナスからの脱却を目指すフェーズに入ってきました。

逆にここで上がれないと長らく享受してきた先進国の地位から脱落するかもしれません。

大きくしゃがんだ後は大きくジャンプ! 

これからの飛躍に期待したいですね。